レディス・プレタポルテのチーフ・デザイナーがグレエム・ブラックからクリスティーナ・オルテスに変わった「SALVATORE FERRAGAMO」。プラダ、ランバンと渡り歩いてきた彼女に対する期待は相当なもので、ここのところプレタ・ポルテが下向きだったブランドの救世主となるかどうか、コレクションが注目されます。
こちらは、香水シーンにおいて孤高のステイタスを勝ち得ているフェラガモ・フレグランス・ラインから、2007年に発売されたメンズ香水です。2006年に発売され高い評価を得た秀作「F・バイ・フェラガモ」のメンズ・ヴァージョンである本作は、徹底的に選び抜かれたシンプルなマテリアルと芸術的な調香、無駄をそいで澄んだ深みと極上のボトル・デザイン、つまりいつものフェラガモ・フレグランスのハイ・クオリティが健在です。
アロマティカルなマンリー・スウィートの香調をベースに、野性味とエレガンスを巧みに溶け合わせた、優れたアイテムに仕上げられております。
アップルやラベンダーなどが、朗らかでクリーンなアーヴァン・マスキュリンを香り立たせるトップから、
マダガスカル産ブラック・ペッパーがヴィヴィッドなアクセントを放つミドルへ。
ラストはラブダナムのマンリーなスウィートを浮かび上がらせ、包容力とたくましさを兼ね備えた、パーフェクツなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。
調香は、ヴィクター&ロルフの「フラワー・ボム」、クリスチャン・ディオールの「ディオール・オム」、エマニュエル・ウンガロの「アパラシオン・オム」など数々の秀作を世に送り出しているオリヴィエ・ポルジュ。製造のプロデュースはフェラガモ・グループです。フェラガモ・グループはウンガロの香水ラインもプロデュースしております。
完成されたシンプリシティで紡ぎ出された香りは、飽きの来ない普遍的なマスキュリンを描き出します。スーツやジャケット・スタイルに合わせれば、オールシーズンでデイ、イブニング問わずにお使いいただけるでしょう。特に秋口などに最もマッチしそうです。
ボトルも文句なくハイ・スタイリッシュなデザインで香りを後押ししております。
Copyright(c) 2021 BELMO,inc. Allright Reserved.