「一枚の布」という、三宅一生のライフ・ワークを忠実に受け継いだ、藤原大の「イッセイ・ミヤケ」。クリエイティブ・ディレクターに就任して数シーズンが経過しても、そのフィロソフィーを揺るがすことなく、さらにパーソナリティー溢れる融合を続け、ブランドを進化させております。ユニークな視点から紡がれるコレクションは、毎年世界中から注目を集めております。
こちらはそんな日本の誇るメゾンのフレグランス・ラインから、2006年に発売されたメンズ香水です。2004年に発売された「ロー・ブルー・ド・イッセイ・プールオム」のニュー・ヴァージョンで、オリジナルはよく知られておりますが、こちらの作品はかなりマイナーで、なかなか入手が困難なアイテムとなっておりますので、お求めはお早めに。
繊細さとたくましさが融け合ったシトラス・フローラルの香調をベースにしていて、コンテンポラリーなハイ・ファッションを感じさせながらもナチュラルな心地良さを追求した、バランスの良いスタイリッシュなアイテムに仕上げられております。
ベルガモット、ローズマリー、ミントなどが、清々しくオープンなリラクゼーションを広げるトップから、
ローズ・ド・メやピンク・ペッパーなどが、深みのあるユニセックスなフローラル・スパイシーを湧き立たせるミドルへ。
ラストはホワイト・パチョリやムスクなどが、これもクリーンな情感のスウィートを浮かび上がらせ、ほのかな色香の中にも精悍な印象を覗かせる、心憎いセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。
プロデュースは資生堂傘下の「BEAUTE PRESTIGE INTERNATIONAL」。ミドルのローズ・ド・メとは、メイ・ローズという名前でも知られている、フランス原産のバラの高品種のことです。ウォータリーなテイストとローズ香がとても清廉なニュアンスですので、メンズとしてもオシャレですが、レディスがまとっても心地良く品の良い香りなのではないかと思います。デイタイムであれば基本的にオールシーズンでお使いいただけそうですが、春や秋の澄んだ昼時などにベストマッチするのではないでしょうか。ボトル&パッケージもさすがです。
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