アバクロンビー&フィッチなどと共に、現在日本のカジュアル・シーンにおいて不動の人気を誇っている、アメリカのカジュアル・ブランド「BANANA REPUBLIC」。1978念にカリフォルニアに立ち上げられ、当初は「トラベル&サファリ・ルック」をコンセプトに、主にトラベル・ウェアで人気を博しておりました。その後サファリ・ルックの流行が去ると経営が一気に悪化し、息絶え絶えのところをGAPに救われ、コンセプトを華麗に転換したところ、現在のステイタスに駆け上ったという次第です。
こちらは、非常に人気があるのになぜか日本では慢性的に品薄なバナリパ・フレグランス・ラインから、1995年に発売された、記念すべきファースト香水です。ユニセックス使用となっております。
シトラス・フローラル・スパイシーの香調をベースにしており、突き抜けるようにクリアネス&クリーン、白い絹の服なんかが似合いそうな、非常に控えめで上品なウェルメイド・アイテムに仕上げられております。
グレープフルーツ、レモン、ビターオレンジなどが、スッキリとヴィヴィッドで明るいシトラス・ノートを香り立たせるトップから、
ジャスミン、フリージア、ウォーター・フラワー、セリンガ・フラワー、ジンジャー・ルートなどが、ソーピーでシンプルにソフィスティケートされたハイ・クリアなフローラル・エアーを広げるミドルへ。
ラストはホワイト・ムスク、ベチバー、オークモス、プレシャス・ウッドなどが、それまでの透明感を残しながら、チャーミングなフェミニン・スウィートを醸し出し、嫌味のないフェミニン・セダクティヴィティーをアピールしてくれそうです。
調香のプロデュースは、他にバーバリーやセリーヌ、クリスチャン・ラクロワやポール・スミスなどのラインを手がけている「INTER PARFUMS」。これ以上ないほど清潔感に満ちた、フェアリー・タッチの香調だと思います。デイリー・ユースにもってこいで、デイタイムであればオールシーズンお好きなシーンでお使いいただけると思います。
一本あると何かと便利なマスト・アイテム。シンプルなボトル&パッケージも秀逸です。
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